フグのフルコース

主な材料

身欠きトラフグ

博多のリリー


「食べ物がおいしい」というのが、福岡で暮らしたい理由の一番に上がることが多いと聞きます。私も同感です。福岡では、上等の食材を普通に手に入れることが出来ます。
私は、冬のお客様をなるべくフグでもてなしたいと思っています。福岡では、「道の駅むなかた」に大きなトラフグが白子付きで陳列されていることもあるし、魚屋さんにお願いしておけば、指定した日に、身欠き(皮を剥ぎ内臓を取り除いたもの)のトラフグと白子を揃えてくれます。大きさにもよりますが、トラフグ1尾で2~3万円と、料理屋さんで食べることを考えると信じられない安さです。このトラフグ1尾で、大体4~6人前のフグのフルコースを作ることが出来ます。
我が家のフグのフルコースは、煮凝り、お刺身、から揚げ、ちり鍋、雑炊です。フグ料理の一番大変なところは、良いフグを手に入れることで、あとはそれほど難しい仕事ではありません。お刺身を引いて、鍋を作り、から揚げを作る。それだけのことです。皮の煮凝りに至っては、茹でて細切りにしふたフグの皮を出汁で2分程度煮出し、酒塩で味付けしたものをそのまま冷やすだけです。
有田焼の大きな絵皿いっぱいに引いたふぐのお刺身は豪華絢爛で、テーブルにお出しした時のお客様と夫の嬉しそうな顔を見る度に私も幸せな気持ちになり、九州博多に暮らしていることに感謝しています。